SPIトランスの塩害対策仕様について

塩害について

塩害対策の指針

塩害地域

地域   重塩害地域 塩害地域
沖縄、離島 海岸から500m以下 全域
鹿児島県 海岸から500m以下 海岸から6km以下
日本海側中国地方 海岸から500m以下 海岸から5km以下
瀬戸内海 海岸から500m以下 海岸から1km以下
北海道、東北北陸 海岸から500m以下 海岸から7km以下
その他 海岸から500m以下 海岸から2km以下

火山性ガス地域

耐酸性ガス、耐アルカリガス(別途ご相談ください)

SPI トランスの塩害対策仕様について

筐体の塩害対策

SPI トランスの塩害対策仕様について

  • 高耐食性鋼板を採用
  • パーカライジング処理の実施
  • 粉体塗装の実施

トランスの塩害対策

  • ワニスの2重コート処理。
    ポリエステル系樹脂でコーティングし、さらに、アルキド系樹脂にてコーティングしています。
  • 端子部の防錆対策を実施

筐体に使用する鋼板の塩害対策について

SPlトランスの筐体に使用する鋼板は塩害対策として現在最良とされる高耐食性の「亜鉛、アルミニウム、マグネシウム」の合金めっき鋼板を使用しています。

重耐塩仕様ではさらに3重コートを施しています。

箇体に使用する鋼板の処理イメージ

箇体に使用する鋼板の処理イメージ

鋼板に施す塩害対策加工の流れ (重耐塩仕様の場合)

鋼板に施す塩害対策加工の流れ (重耐塩仕様の場合)

平坦部における通常の溶融亜鉛めっき鋼板との耐食性比較

溶融亜鉛めっき

溶融亜鉛めっき

Zn+Al+Mg 合金めっき

Zn+AI+Ma 合金めっき

塩水噴霧試験2500h後の表面外観を比較(めっき付着量:90/90g/㎡)

<日新製鋼(株)ZAM®総合カタログより抜粋>